バレエにとってプロとアマの曖昧さ

日本ではバレエダンサーやバレエ教師としての資格は特にありません。

 資格がなくてもプロフェッショナルになれると思います。

 プロフェッショナルの定義は、

 

その仕事を本職とすること。 

 まぁシンプルに言えばこうなると思います。

 なので日本でバレエ教師やバレエダンサーとして給料をもらっているのであれば、

 プロフェッショナルダンサーやプロのバレエ教師と言えるんではないでしょうか?

 しかし条件として、

 高度な知識や技術を持っており、自分の強みを発揮できる人材でなければいけません。

 自分から「私はプロフェッショナルです」と言えるような自信があるような人。

 そう思えるようになるには努力をしなければいけませんが、

 僕の考えでは継続力のある人ほど、プロフェッショナルへの近道になるんではないかと思います。

 一例として、

 海外のバレエ学校は国立が多いです。

 勉強とバレエの両立の全寮制バレエ学校などでは、

 バレエの基本的な同じ動作を1年かけてみっちり習得し、

 学年が上がれば上がるほど難易度も上がる設定になっています

 それでも学年ごとのカリキュラムを1年かけてみっちり練習する事で、専門的な(バレエのテクニックや表現など)スキル、勉強(普通の学校内容、バレエの歴史等)を会得できます。

 バレエ教師育成のカリキュラムもあり、バレエ教師としての資格も存在します。

 これは本人の継続力だけではなく、学校や専門的組織が後押しし、言い方悪いですけど、逃げられない環境にあるからこそ、プロフェッショナルになれる近道ではないでしょうか?

 独学でピアノを習う!や

 独学でヴァイオリンを習う!

 とは聞いたことありますが。

 独学でバレエを習う!とは

聞いた事ありません。

 整った環境(スタジオやバーなど)費用など関係なしであれば別ですがね笑

 極端に言えば

プロフェッショナルダンサーは継続力が必要。

 1日で出来るっていうものではありませんが、

積み重ねが実績を生むんですからそれをプロフェッショナルと言わないのはおかしいですよね?

 上手かれ下手かれ、継続し、技術が上がらなくても知識や経験は継続力があれば実績は付いてくるものです。

 アマチュアのダンサーは趣味でやっている人でそれを本職としてしてない人だと思います。

 けど、その辺は割と曖昧で、

 失礼ながらバレエの実績がなくてもバレエスタジオを設立出来る事は可能ですから。

それは経営力や商売能力があればの話で、コミュニケーションが高い人やカリスマ性のある人、説明がうまい人などそういう能力が高ければ、

バレエダンサーとしての実績がなくてもバレエスタジオは建てれるんではないでしょうか?

だってよく考えてください。

全国に約5000のスタジオがあって、先生全員がプロのバレエダンサーだと思いますか?

単純計算で5000人の先生がプロであったら、

1人や2人ぐらいアマチュアの先生がいたっておかしくないでしょう。

これは単なる僕の意見ですがね笑

いろいろ発言してきましたが、まとめると

プロフェッショナルは継続力。

超シンプルですが、いろいろ考えるすぎるとプロフェッショナルから遠ざかるような気がするのでね。

今日はこの辺で!

 

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